STVは地元に密着した放送局として、鉄道の「駅」を中心とした人々の生活や沿線風景、更には地域の歴史の一端を、超微細な４K映像で撮影し記録する取り組みを続けています。
この映像を元にしたDVD「北の駅舎物語」シリーズは、２０１８年に始まり､昨年の「根室本線 その壱」で６作を数えます。そして、今年は、北海道新幹線の札幌延伸に伴い、昨年春、沿線自治体が、バス転換する事で合意した「函館本線」の長万部～小樽間、通称「山線」を収めた新刊を発売します。
生活の動脈としての役割はもちろん、沿線に温泉やスキー場などが連なる「山線」は、観光客にも人気の路線で、多くの人々の思い出の中にある鉄路です。「山線」は、かつては道南と道央を結ぶ幹線としての役割を果たし、１００年以上の歴史を有する北海道を支える鉄道でした。また、「山線」はその通称通り、日本有数の山岳鉄道としても知られ、路線内に４つもの峠があり、その急こう配を登るため、SL「C62」が連なって客車を引く姿は鉄道ファンだけではなく多くの人々の記憶に残っています。冬は雪深い山岳地帯を行く列車のため、ラッセル車が走り、夏は観光の特別列車が緑深い森林の中を行く「山線」は数々の名物列車が走った路線でもあります。
今回のDVDでは「駅舎」の映像はもちろんの事、様々な車両が山間を走る様子や駅弁、温泉など「山線」を中心とした思い出の１コマをSTVの映像ライブラリーの中から集めてみました。そんなことから、このDVDは、「北の駅舎物語シリーズ」の番外編として発刊させて頂きます。
鉄道ファンはもちろん､「山線」沿線に思い出のある方､北海道の旅や風景を愛する方々には、是非、お手元に残しておいて頂きたいDVDです。
商品説明
【収録内容】
第一部 思い出の函館本線「山線」～長万部から小樽の駅
◆「山線」の駅舎と思い出
長万部・二股（長万部町）、黒松内・熱郛（黒松内町）
目名・蘭越・昆布（蘭越町）、ニセコ（ニセコ町）
比羅夫･俱知安(俱知安町)、小沢(共和町)
銀山･然別･仁木(仁木町)、余市(余市町)、蘭島・塩谷･小樽(小樽市)
計18駅完全収録
ほか、１９８４年に廃止された「上目名駅（蘭越町）」も収録
STVの映像ライブラリーから、駅弁や温泉など「山線」沿線の町の貴重な思い出映像を収録。
第ニ部 「山線」を走った車両たち
◆ C62形蒸気機関車の雄姿 1988年～1995年撮影
◆ SLニセコ号の走り～C11形蒸気機関車(撮影年不明)
◆「山線」走った車両たち～ニセコエクスプレス、特急「北海」 ほか
【DVD概要】
タイトル：北の駅舎物語番外編 思い出の函館本線「山線」～長万部から小樽の駅
発売日：2023年8月14日
企画製作：STV札幌テレビ放送、A-pro
【送料】
地域別で異なります。
・北海道 440円
・東北/関東 990円
・甲信越/北陸/東海 1650円
・近畿/中国/四国/九州 1870円
・沖縄 2530円
