北海しまえびはアマモという海藻が茂る浅く綺麗な海にしか生息しない上に、漁獲量も少なく、厚岸港では6月中旬~8月中旬位のわずか1~2か月間しか水揚げがありません。
厚岸産北海しまえびはかご漁で獲ります。
厚岸港ではしまえびは水揚げ後、漁師がそれぞれ加工場に持っていき、すぐに浜ゆでします。この浜ゆでで、北海しまえびの色は緑褐色から鮮やかなオレンジがかった赤色に変化するとともに、身はぎゅっと締まりプリプリの食感が生まれます。
浜ゆでする塩分濃度は6%。この塩分濃度が一番良い塩加減のしまえびになります。塩以外の味付けは一切ありません。塩のみの味付けが濃厚なしまえびのうま味を引き立たせます。しまえび自体のうま味と濃厚な甘み、そして絶妙の塩加減をぜひ味わってください。