生炊きしらすで有名な
寿都・山下水産の
本造り飯寿し
🔴大正4年創業・山下水産
元々網元だった山下水産は、寿都で4代続く老舗の水産加工会社。
品質の良い海産物が獲れる寿都は、ほっ
けの産地でもあります。そのほっけを使って50年ほど前からお母様が造っていた飯寿しを現社長の山下邦雄さんが受け継ぎ、約36年前から造り続けている伝統の味です。
失敗を繰返しながら試行錯誤で造り
上げたその味は、お母様を超えたと自負できる味との事。
🔴こだわりの本造り
原料のほっけは、切り身にした魚を2日間水さらしをして血抜きした後肉締めをし、塩の入った酢液に漬けます。紅鮭は鮮度の良い原料を手作業で1枚1枚丁寧に包丁の角度をつけ、魚の身が大きくなるよう切り身にします。
これらの魚を大釜でふっくら炊き上げたご飯(ほしのゆめとななつぼしのブレンド米)に、お酒、米麹、人参(国産)、生姜(国産)を混ぜ合わせます。
混ぜ合わせが終わると、いよいよ漬け込みです。専用の杉樽に空気の入らないよう手押ししながら漬け込み、最後に殺菌作用のある天然の笹を敷き蓋をします。
これを一定温度に保たれた冷蔵庫に移し、軽い重石を載せて漬け始めると、日数が経つごとに汁の味が少しずつ濃くなり、旨さも増していきます。
紅鮭、ほっけ、こまい、それぞれ漬け込み温度や発酵具合に違いもあり 、出来上がり日数は変わります。魚から出る自然な汁と糀の発酵とを調和させながら、職人が重石の加減と出来上がりを決め、最後に漬け終わった樽をひっくり返し余分な水分を出し切って出来上がりです。日々、樽の状態を見極めるのが長年の経験のなせる業です 。
1つの味ごとに木樽に入れてお届け致します。魚の旨味がたっぷりの3種類の味をお楽しみ下さい。
🔵紅鮭飯寿し
寒冷地で水揚げされた脂の乗った紅鮭を厳選し、魚の旨味を出す為に漬け込みました。
紅鮭ならではのコクのある深い味わいをお楽しみ下さい。※骨は除いています。
🔵ほっけ飯寿し
北海道日本海の近海で獲れる根付刺網ほっけを使った飯寿し。脂が乗って身の締まった
ほっけを選び、熟成させました。北海道を代表する魚ほっけの風味をお楽しみ下さい。
🔵こまい飯寿し
北海道根室沖で水揚げされた氷下魚(こまい)を伝統製法で上品な味に仕上げました。地元根室では、旨味が強いとされる形の小さい魚を厳選。(※こまいには小骨が残っている場合があります)